「リモートワークの普及で社員の労働時間が見えづらい」
「独自の社内ルールを設けているが、法的に問題ないか不安だ」
「退職した社員から、突然未払い残業代を請求された」
変化が激しく、多様な働き方が浸透している東京のビジネスシーンにおいて、企業が直面する「労務トラブル」は日々複雑化しています。
経営者や人事担当者が自己流で対応してしまうと、事態が泥沼化し、SNSでの炎上や多額の損害賠償など、企業の存続を揺るがす事態に発展しかねません。
本記事では、東京で労務トラブルを抱える企業様向けに、現代特有の労務リスクや相談窓口の正しい選び方、そして「会社側専門」の社会保険労務士がどのように企業を守るのかを解説します。
目次
東京の企業で急増する「現代型」労務トラブルの傾向
東京はIT企業やスタートアップ、外資系企業などが集中しており、昔ながらの「解雇」や「パワハラ」だけでなく、新しい働き方ゆえの「現代型トラブル」が急増しています。
東京の企業で急増する「現代型」労務トラブルの傾向 東京はIT企業やスタートアップ、外資系企業などが集中しており、昔ながらの「解雇」や「パワハラ」だけでなく、新しい働き方ゆえの「現代型トラブル」が急増しています。
IT・スタートアップ特有の労働時間管理と未払い残業代
ベンチャー企業やIT企業では、フレックスタイム制や裁量労働制、固定残業代(みなし残業)を導入しているケースが多々あります。
しかし、制度の導入要件を正しく満たしていなかったり、実態と乖離した運用を行っていたりすることで、後から「未払い残業代」として労働基準監督署から是正勧告を受けるケースが頻発しています。
リモートワーク・多様な働き方に伴うハラスメント問題 リモートワークの定着により、「オンライン会議での威圧的な態度(リモハラ)」や「チャットツールでの業務時間外の過剰な連絡」など、周囲から見えにくい密室空間でのハラスメント相談が増加しています。
また、業務委託やフリーランスとの契約を巡る「偽装請負」のリスクも、東京の企業で特に注意すべきポイントです。
東京で企業が労務トラブルを相談できる4つの窓口
トラブルが発生した際、または発生しそうな場合、どこに相談すべきでしょうか。
東京には複数の窓口が存在しますが、それぞれ役割が異なります。
① 東京都労働相談情報センター(東京都の機関)
飯田橋、大崎、池袋など都内各所にある東京都の公的機関です。労働者・使用者の双方からの相談を無料で受け付けており、一般的な労働法令の解説や情報提供をしてくれます。
ただし、あくまで「中立」の立場であるため、企業側に有利な戦略を立ててくれるわけではありません。
② 東京労働局・都内の労働基準監督署
九段下にある東京労働局や、都内各エリアの労働基準監督署に設置されている「総合労働相談コーナー」です。
こちらも無料で相談できますが、後述する通り「相談に行くこと自体のリスク」を理解しておく必要があります。
③ 労働問題に強い弁護士(東京弁護士会など)
すでに従業員から訴えられ、労働審判や裁判に発展してしまった場合の最終的な駆け込み寺です。
代理人として交渉や訴訟を行ってくれますが、着手金や成功報酬などの費用は高額になりがちで、解決までの期間も長引く傾向にあります。
④ 労務特化の社会保険労務士(社労士)
裁判になる前の「未然防止」や、トラブル初期段階での「早期の円満解決」を目指すなら社労士が適任です。
就業規則の整備や、日々の労働時間管理など、企業の内部に入り込んで「火種を作らない組織づくり」からサポートできるのが最大の強みです。
経営者が都内の労働局や労基署に直接相談する際のリスク
「無料で相談できるから」と、軽い気持ちで労働局や労働基準監督署に足を運ぶ経営者様もいらっしゃいますが、実は企業側にとって大きなリスクが潜んでいます。
公的機関はあくまで「労働者保護」が原則である落とし穴
労働基準監督署の本来の目的は「労働基準法を守らせ、労働者を保護すること」です。
企業側が「社員の対応で困っている」と相談に行っても、話の流れで自社の就業規則の不備や労働時間管理の甘さが露呈した場合、「藪蛇(やぶへび)」となり、逆に指導や立ち入り調査(臨検)の対象にされてしまうリスクがあります。
会社の味方として、リスクを最小限に抑える方法をアドバイスしてくれる場所ではないことを認識しておきましょう。
東京の企業が労務トラブル相談で失敗しない「社労士の選び方」3つの基準
企業の利益を守るためには、社労士選びが鍵を握ります。手続きだけを行う社労士ではなく、「トラブル解決」を依頼する際は以下の3つの基準をチェックしてください。
①「会社側(使用者側)専門」であるか(利益相反がないか)
労働者からの相談も受けている事務所の場合、どうしても「労働者目線」の考え方が混ざり、企業にとってベストな解決策(時には厳しい交渉)を提示しきれないことがあります。
「会社側のみ」を専門とし、純粋に企業の利益を守るスタンスの事務所を選びましょう。
② 東京の労働基準監督署や労働局の動向を熟知しているか
労務行政の厳しさや調査のトレンドは、地域によって微妙に異なります。
東京の労働基準監督署の臨検(調査)の傾向や、東京労働局が現在どのようなポイントを重点的に指導しているかを把握している、現場感のある社労士であることが重要です。
③ IT・ベンチャーなど、自社のビジネスモデルとスピード感に理解があるか
東京の企業は事業スピードが命です。
「法律ではこう決まっているからダメです」と頭ごなしに否定するのではなく、企業の成長戦略や新しい働き方に理解を示し、「どうすれば適法に、かつビジネスを止めずに実現できるか」を一緒に考えてくれるパートナーであるかが問われます。
東京の労務相談でベスト・パートナーズが選ばれる理由
社会保険労務士法人ベスト・パートナーズは、大阪に続き東京(中央区八丁堀)にも拠点を構え、都内の企業様から多くのご相談をいただいております。
当社が選ばれる理由をご紹介します。
会社側(使用者側)に特化した専門的なアドバイス
私たちは、特別な場合を除き、利益相反となるため労働者(従業員)側からのご相談はお断りしております。
完全なる「会社側の立場」として、経営者様が抱える孤独な悩みに寄り添い、法律論だけでなく、現場の感情や経営への影響を総合的に判断した最適解をご提案します。
IPOや企業成長を見据えた「攻めの予防労務」
トラブルの火消しはもちろんのこと、急成長中のスタートアップ企業様向けに、上場(IPO)審査を見据えた労務監査(労務デューデリジェンス)や就業規則のアップデートなど、「攻めの労務管理」を得意としています。
アクセス良好な「東京事務所(中央区入船)」による迅速な対応
東京事務所(中央区八丁堀)は、東京駅周辺から八丁堀・新富町・銀座エリアまでアクセスが良く、都内全域へ迅速に駆けつけることが可能です。
トラブルは「初動の数日」が勝負を分けます。
電話やオンラインでの即時対応に加え、対面での細やかなサポート体制を整えています。
都内企業様の労務トラブル解決事例
都内企業様の労務トラブル解決事例を2つご紹介します。
【事例1】食品販売業:退職者の親族からのクレーム対応
食品販売業の企業様より、「退職した従業員の親が『店長からのパワハラが退職の理由だ』と店舗に乗り込んできた」とのご相談を受けました。
これに対し、会社として事実関係の精査は行うものの、親であっても法的にはあくまで第三者にあたるため、精査した内容や結果について報告する義務はない旨を毅然と伝えるようアドバイスいたしました。
会社側からそのように対応していただいた結果、その後親御様からの連絡はなくなり、事態は無事に沈静化いたしました。
【事例2】IT業:問題行動を起こす従業員への対応
IT業の企業様より、社内で問題行動を起こす従業員について「どのように対処すべきか分からない」とのご相談をいただきました。
まずはご担当者様に対し、該当従業員との面談や周囲への聞き取り調査をしっかりと実施し、客観的な事実に基づいた厳重注意などの対応を行うよう指示いたしました。
会社側が手順を踏んで対応を進めた結果、その後、当該従業員本人から退職の申し出がありました。
なお、弊社ではこうした問題社員に対する懲戒処分の実施についても、事前にご相談いただければ適切なサポートが可能です。
よくある質問と回答
Q. 東京本社で起きたトラブルですが、地方支社の労務管理もあわせて相談できますか?
はい、可能です。
東京事務所を窓口として、オンライン面談やクラウドシステム・電子申請をフル活用し、全国にある支店や営業所の労務管理・各種手続きも一括してサポートいたします。
また、必要に応じて全国に出張いたします。
Q. ベンチャー企業で就業規則がない状態ですが、トラブル対応をお願いできますか?
もちろんです。
目の前で起きているトラブルの「火消し」を最優先で対応しつつ、並行して企業の成長フェーズに合わせた就業規則や雇用契約書の整備など、「今後の火種を作らないためのルール作り」をご提案します。
まとめ
労務トラブルは、経営者様が本来注力すべき「本業」の時間を容赦なく奪い去ります。
特に変化の激しい東京のビジネス環境下では、自己流の対応や「様子見」が、致命的なリスクに直結します。
東京(中央区八丁堀)に拠点を構える社会保険労務士法人ベスト・パートナーズは、会社側(使用者側)専門の社労士として、強力に貴社をご支援します。
「まだトラブルにはなっていないが、自社のルールに不安がある」という段階でのご相談が、結果として最大のコスト削減に繋がります。
手遅れになる前に、専門家による「無料の初回相談」をぜひご活用ください。経営者様の孤独な戦いを、私たちが全力でサポートいたします。