現在、社労士と委託契約をしているのだけれども、なんか頼りない、思ったサービスを受けていないなど、不満に思うことがあるかもしれません。
そんな時、今の社労士に改善を求めることも一つですが、他に自分の望む社労士がいるかもしれません。
現在の社労士に感じる不満
現状、次のような場合は、社労士の切替えを検討したほうがよいでしょう。
- レスポンスが悪い
- 給与計算や申請手続きの漏れやミスが多い
- 手続きに必要な書類などの連絡が遅い、期限ぎりぎりで要求される
- 相談・質問への回答が十分ではない、親身になってくれない
- 法改正の情報提供が、質問をしないと対応してくれない
- 出来るサービスに偏りがある
- 社労士側からの提案がない
これらの不満があるのであれば、現在の社労士に改善を求めるよりも、これらを満たしている社労士に切替えるほうが満足のいくサービスを受けることができるでしょう。
社労士の選び方
では、どのような社労士を選ぶとよいのでしょうか。
まず、どのようなサポートをお願いしたいのかをかんがえます。
「今は手続きだけを依頼しているけど、給与計算もやってほしい」
「社員の数が増えたので、人事評価制度を導入したいのでそのサポートをしてほしい」
「助成金の提案もしてほしい」
「法改正の情報や対応について、早めに支援をしてほしい」
「新人研修やハラスメント研修などもやってほしい」
自社で社労士を契約するにあたって、最低限ここをお願いしたいという内容を検証し、これらのサポートを受けることができる社労士でないと、結局は、また不満がでてしまい、費用対効果も悪くなってしまいます。
また、ある業界に対しては強いけれどそれ以外の業界に対しては、基本的なところしかアドバイスがもらえず、業界特有の内容に関しての質問をしても要領を得れなかったり、役所で得られるような回答しかもらえず、自社にあった一歩踏み込んだアドバイスはしてもらえないということも多々あります。
そのため、業種を問わず、いろんなお客様と委託契約している、また労務相談や手続きだけでなく、賃金制度設計・人事評価制度、多種テーマにわたるセミナー、年金対応、システム設定の対応など多岐にわたる業務を提供できる社労士事務所を選択することが重要です。
社労士を変更する手順
どのようなサポートをお願いしたいかが決まれば、社労士の選定を始めます。
紹介、見積もりサイト、ホームページなどより応募の上、数社の社労士事務所と面談を行い、自社の求めるサポートを行ってもらえるのか、また費用や契約条件等を確認の上、委託したい社労士を決定の上、契約します。
並行して、現在委託契約中の社労士との解約についても確認を始めます。
契約期間や解約の申し出において、数か月前までという決まりがありますので、現在進行中の業務との完了時期やタイミングを考えたうえで、時期を決定します。
その際、新しい社労士の委託契約と重複あるいはブランクが発生すると費用が2重に発生したり、あるいは業務の影響が出てしまうことがありますので、新規の社労士がこのあたりの融通も聞いてくれるのかもポイントとなります。
ベストなタイミングをアドバイスしてもらえるかどうかも、見極めの一つであるかもしれません。
スポットでお願いしたい場合
社員がほとんどいない、手続きがほとんど発生しないという場合や、基本的には会社内で対応できるのだけれども、このサポートだけ社労士にお願いしたいという場合もあるかもしれません。
そんな時、スポットでお願いできるのだろうか。
例えば、就業規則を何年も改訂できていないので、法改正に対応しているか確認するのが難しいということであれば、スポットでの依頼が可能です。
就業規則については、法改正ができていない箇所を変更したのち、それぞれの事業所のご要望に併せて改訂をすすめることができます。
また、普段入退社などがほとんどないけど、年中行事(労働保険年度更新、社会保険算定基礎届)のみお願いしたいということであれば、こちらも賃金情報等のご提供にて対応が可能ですので、依頼することは可能です。
ハラスメント研修などについても、自社で法律の細かい部分まで確認が難しいのであれば、社労士にスポットでの依頼が可能です。
例えばこのような研修や就業規則の改訂をスポットで依頼し、その際の対応で社労士の変更を考えるのもよいかもしれません。
面談をするだけよりも、社労士の対応や能力をより確認することができるため、ミスマッチを防ぐことができます。
但し、助成金については、スポットでの依頼は基本的には難しいです。
普段より労務管理を確認していないこと、就業規則の内容を確認していない(事前に改訂している必要があるため)ため、助成金の申請基準を満たしているかどうかがわからないためです。
助成金については、顧問契約をし、労務管理等を含め状況を把握した上でのサポートとなります。
社労士選びのポイント
- スタッフの数が多く、それぞれに強い分野をもっている
- 他業種にわたるお客様との契約がある
- 特定の業務だけでなく、多岐にわたるサポートの提供ができる
- 複数のシステムの提供ができる
たくさんのスタッフが在籍することで、より多岐にわたるサポートの提供をうけることができます。
また、社労士事務所内での共有もできるため、担当が不在の場合などにも、迅速に対応することが可能です。
まとめ
もっといろんな業務のサポートをしてほしい、こんなサポートもお願いできるのかということがあれば、一度、お気軽にお尋ねください。
もちろんご相談だけでも構いません。
尚、ベスト・パートナーズであれば、スタッフも30名強在籍しておりますので、貴社の望んでいるサポートに関して、得意としているものが必ずおります。
また、担当の者でなくても、ご質問等の対応も可能です。
多岐にわたる業務に対して対応ができます。
是非、一度、ご相談くださいませ。